ブログ担当の、通関士/EPA関税認定アドバイザーの”Oh!-MORI”です。
日々の業務や、経験したことを通して、”通関””貿易”の世界を、分かりやすく紹介したいと思います。
堅苦しいイメージから、もっと身近で、興味をもってもらえればと思います。
奥深い通関・貿易の世界。その沼に皆さんもハマりますよ。
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2025年10月30日(木)
通関って、何をしているの?~貿易の舞台裏~
みなさんは、海外旅行で免税店を利用したことありますか?
「免税」って聞くとちょっと得した気分ですよね。
けど、企業の輸出入にはもっと複雑なルールがあります。
そこで登場するのが 通関です。

通関って何?
簡単に言えば、モノが国境を越えるときに「OK=許可」をもらう手続きです。
輸入なら「日本に入れていい?」、輸出なら「海外に出していい?」を税関に確認します。

なぜ必要?
関税や輸出入規制があるからです。
食品なら安全基準、ブランド品なら本物か偽物か。
通関士は、こうしたルールをクリアするために書類を整え、税金を計算し、税関とやり取りします。
税関が国の関所なら、通関士は関所で通行許可を取り付ける専門家といえます。

難しそう?
複雑だけど、基本はシンプル。
ルールを守って、正しく申告すること。
通関の世界を知ると、ニュースで見る「輸入規制」や「トランプ関税」がグッと身近になりますよ。

まとめ
通関は、世界と日本をつなぐ大事な仕事。
あなたもこの舞台裏、覗いてみませんか?